『メメント』(2000年アメリカ映画)
原題:Memento
監督:クリストファー・ノーラン(Christopher Nolan)
主な出演俳優:ガイ・ピアース(Guy Pearce)、キャリー=アン・モス(Carrie-Anne Moss)、ジョー・パントリアーノ(Joe Pantoliano)
あらすじ
ある日、自宅に押し入った何者かに妻を殺害されたレナードは、事件の後遺症により記憶が10分間しかもたない前向性健忘となってしまう。復讐のため犯人探しをするレナード。記憶を補うべく、出会った人物や訪れた場所をポラロイド写真に収めメモを書き添えたり、重要なことは体にタトゥーとして彫り込みながらも犯人の手掛かりを追っていく。
It’s nothing personal. | 悪気はないんだ。
ポラロイド写真のメモに従い、ナタリーという女性と待ち合わせるためダイナーへとやってきたレナード。
LEONARD | レナード
So, you have information for me?
俺への情報を持ってるって?
NATALIE | ナタリー
Is that what your little note says?
そうメモに書いてあるの?
LEONARD | レナード
Yeah.
ああ。
NATALIE | ナタリー
It must be tough living your life according to a couple of scraps of paper.
You mix your laundry list with your grocery list and you’ll end up eating underwear for breakfast.I guess that’s why you have those freaky tatoos.
紙切れに従って生きる人生なんて大変ね。
洗濯物リストを食料品リストと間違えて朝食にパンツが並んだりとか。
それでそんな奇妙なタトゥーを入れてるのね。
LEONARD | レナード
Yeah, it’s tough.
It’s almost impossible.Look, I’m sorry I don’t remember you.
It’s nothing personal.
ああ、大変だ。
あり得ないくらいにね。
なあ、君のことも覚えてなくてすまない。
悪気はないんだ。
単語と表現
- tough:(口語)骨の折れる、困難な
- end up ~ing:結局(最後には)~になる、~することになる、~する羽目になる
- It’s nothing personal.:悪気はない