映画『X-メン』のセリフで学ぶ英語表現「それってどんな~だよ?」(変だという皮肉)

雪道

『X-メン』(2000年アメリカ映画)
原題:X-Men
監督:ブライアン・シンガー(Bryan Singer)
主な出演俳優:ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)、パトリック・スチュワート(Patrick Stewart)、イアン・マッケラン(Ian McKellen)、ファムケ・ヤンセン(Famke Janssen)、ジェームズ・マースデン(James Marsden)、ハル・ベリー(Halle Berry)、アンナ・パキン(Anna Paquin)
あらすじ
人類が急速な進化の過程に突入した近未来では、DNAの突然変異による超能力者たちが次々と出現し始めていた。そんな彼らを脅威に感じた人々は「ミュータント」と呼び差別・迫害するようになっていた。驚異的な自己治癒能力を持つウルヴァリン(ローガン)もまたそんなミュータントの1人であったが、記憶を失い世界を放浪する旅を続けていた。

What kind of … is that?

成り行きで少女をトラックに同乗させることになったローガン。

その車中で少女は最初、「マリー」という本名ではなく「ローグ」という通り名のほうで自己紹介をします。

その際、ローガンの首から下がった軍の認識票を見て彼の名が「ウルヴァリン」(こちらも実は通り名)であることを知ります。

LOGAN (WOLVARINE) | ローガン(ウルヴァリン)
So, what kind of a name is Rogue?
で、ローグってどういう名前なんだ?
(意訳:ローグだなんて変な名前だな。)

こう言われてカチンときたような表情でマリー(ローグ)がすかさず言い返します。

MARIE (ROGUE) | マリー(ローグ)

I don’t know.
What kind of a name is Wolvarine?

知らないわよ。
ウルヴァリンってどんな名前よ?
(意訳:ウルヴァリンだって変な名前じゃない。)

まず「ローグ」というマリーの通り名ですが、一般名詞としても存在し、「悪漢、悪党、放浪者、群れから離れた(凶暴な)野生動物」といった意味があります。

マリーも実はミュータントで、その能力は彼女の肌に触れた者の生命力を(マリーの意思とは関係なく)奪ってしまうというもの。他者と普通に接したくても危険すぎて孤立する運命にある能力なわけですから、ある意味、的確な通り名とも言えます。

しかし、マリーの能力をまだ知らなかったローガンからすれば由来を察することもできず、ただ「おかしな名だ」と感じたのでしょうね。

なお、このやりとりの後、改めて本名で自己紹介し合う2人でした。

単語と表現
  • rogue:悪漢、悪党、放浪者、群れから離れた(凶暴な)野生動物
  • wolvarine:クズリ(イタチ科の動物)
    Wolvarine の語源は Wolf (狼)と誤解されがちですが、別の動物として存在します。
  • What kind of … is (that)?
    (それは)どんな~だ?

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