映画『ターミネーター』のセリフで学ぶ英語表現「埋め合わせをする」

電話

『ターミネーター』(1984年アメリカ映画)
原題:The Terminator
監督:ジェームズ・キャメロン(James Cameron)
主な出演俳優:アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)、マイケル・ビーン(Michael Biehn)、リンダ・ハミルトン(Linda Hamilton)

あらすじ

2029年の近未来、反乱を起こした人工知能「スカイネット」の指揮する機械軍により人類は絶滅の危機に瀕していた。しかし抵抗軍のリーダーであるジョン・コナーの指揮下、反撃に転じ、人間側の勝利は目前に迫っていた。脅威を感じたスカイネットは、ジョン・コナーを産むことになる母親サラを殺害するべく殺人サイボーグ「ターミネーター」を現代へ送り込む。だが、そのターミネーターからサラを守るため抵抗軍からも軍曹カイル・リースが送り込まれる。

make it up to ~ | ~(人)に埋め合わせをする

ダイアログ|DIALOGUE

金曜の夜、サラはデートの約束をしていたボーイフレンドのスタンから留守電のメッセージを受け取ります。


STAN| スタン

Hi, Sarah.
Stan Morsky.

やあ、サラ。
スタン・モースキーだ。

STAN| スタン

Uh, something’s come up, and it looks like I won’t be able to make it tonight.
Just can’t get out of it.

えーと、急用ができちゃってね、どうやら今夜は会えそうにない感じなんだ。
どうしても抜けられない用でね。

STAN| スタン

Look, I’m really sorry.
I’ll make it up to you.
Call you in a day or so, okay?
Sorry. Bye!

なあ、本当にごめん。
そのうち埋め合わせする
明日かそこらに電話するよ、いいかい?
ごめんな。じゃ!


留守電の声でしか登場しないこのスタン、デートをドタキャンしたことで結果的に命拾いしたラッキーな奴でしたね。サラと一緒に居たら、きっとターミネーターに殺されていたでしょうから…。

単語と表現

Call you

= I will call you

電話(連絡)するよ

something’s come up

= something has come up

急用ができてしまった

it looks like ~

~のようだ

won’t be able to ~

= will not be able to ~

~できないだろう

make it

時間に間に合う

make it up to ~

~(人)に埋め合わせをする

in a day or so

一両日中に、1日か2日のうちに、1日かそこらで