映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のセリフで学ぶ英語表現/「(特定の理由から)~が嫌いだ、何か抵抗がある、何か嫌だ」

星条旗

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年アメリカ映画)
原題:Captain America: The First Avenger
監督:ジョー・ジョンストン(Joe Johnston)
主な出演俳優:クリス・エヴァンス(Chris Evans)、ヘイリー・アトウェル(Hayley Atwell)、セバスチャン・スタン(Sebastian Stan)、トミー・リー・ジョーンズ(Tommy Lee Jones)、ヒューゴ・ウィーヴィング(Hugo Weaving)、サミュエル・L・ジャクソン(Samuel L. Jackson)

あらすじ

第二次世界大戦中の1942年。人々を救いたいという並外れた信念を持ちながら、生まれつきの貧相な体格と病弱な体質から軍への入隊志願を5回も不合格となった青年、スティーブ・ロジャースは、偶然出会ったエイブラハム・アースキン博士に見出され「スーパーソルジャー計画」の被験者となる。特殊な血清を打たれたスティーブは、超人的な肉体を手にすると同時に生来の正義感も極限まで増幅され【キャプテン・アメリカ】として生まれ変わるのだった。

have something against ~ | (特定の理由から)~が嫌いだ、何か抵抗がある、何か嫌だ

ダイアログ|DIALOGUE

ブルックリンの市街地を走る車中。後部座席にはスティーブとペギーの姿。超人血清を打つための軍の極秘実験場が実はスティーブの生まれ育った街の骨董品店に隠されており、その場所へ向かっていることを彼はまだ知りません。怪訝そうに窓の外を眺めるスティーブ。


STEVE ROGERS | スティーブ・ロジャース

I know this neighborhood.

この付近を知ってるぞ。

STEVE ROGERS | スティーブ・ロジャース

I got beat up in that alley.

あの路地で殴られたんだった。

STEVE ROGERS | スティーブ・ロジャース

And that parking lot.

あの駐車場でも。

STEVE ROGERS | スティーブ・ロジャース

And behind that diner.

あの食堂の裏でもね。

PEGGY CARTER | ペギー・カーター

Did you have something against running away?

逃げることに何か抵抗でもあったの?

(なぜ 逃げようとは思わなかったの?)

STEVE ROGERS | スティーブ・ロジャース

You start running, they’ll never let you stop.

逃げ出せば どこまでも追われる。

STEVE ROGERS | スティーブ・ロジャース

You stand up, you push back.
They can’t say no forever, right?

だから立ち向かうのさ。

敵も永遠には続けられないだろ?

(敵もいつかは あきらめるだろ?)


単語と表現

neighborhood

近所、近隣(地)、近く、付近、界隈

alley

路地

parking lot

駐車場

diner

食堂車、(食堂車風の)簡易食堂、簡易レストラン

have something against ~

(特定の理由から)~が嫌いである・嫌である/~に反対である/~に文句・異議・恨み・わだかまり・抵抗がある

疑問文の場合は【嫌う理由(なぜ嫌いなのか)】まで問うニュアンスを含んでいるように思われます。