映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』のセリフで学ぶ英語表現/「邪魔させないでおくよ(ごまかしておくよ)」

ジャングル

『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018年アメリカ映画)
原題:Rampage
監督:ブラッド・ペイトン(Brad Peyton)
主な出演俳優:ドウェイン・ジョンソン(Dwayne Johnson)、ナオミ・ハリス(Naomie Harris)、マリン・アッカーマン(Malin Akerman)、ジェフリー・ディーン・モーガン(Jeffrey Dean Morgan)、P・J・バーン(P.J. Byrne)

あらすじ

エナジン社がゲノム編集実験を行っていた宇宙ステーションで事故が起こり、遺伝子サンプルが地球に落下する。そのサンプルに感染した3匹の動物達が巨大化・凶暴化してしまう。サンディエゴの動物保護区に保護されていたアルビノ・ゴリラのジョージもそのうちの1匹であった。元特殊隊員で霊長類学者のデイビスは親友であるジョージを救うため解毒剤を手に入れようとする。

I’ll keep everyone off your back | 誰にも君を邪魔させないでおくよ

ダイアログ|DIALOGUE

狂暴化したジョージの姿を目の当たりにしたデイビス。ジョージを政府の手から守るため、デイビスはネルソンを説得する。


NELSON | ネルソン

We can’t keep this quiet.
Animal Response is asking questions.

隠しきれないぞ。
動物救護団体から問い合わせが来てる。

NELSON | ネルソン

I just dodged a call.
It was someone from the government.

さっきの電話は無視した。
政府の誰かさんらしい。

NELSON | ネルソン

What do you want me to tell people?

どう答えたらいいんだ?

DAVIS | デイビス

Tell them nothing.
He didn’t do it, Nelson.
Look at him.
Somebody did that to him.

何も言うな。
ネルソン、彼は何もしてない。
彼を見ろ。
誰かが彼に何かをしたんだ。

NELSON | ネルソン

Davis, he killed a grizzly bear, okay?
Snapped his neck like it was toothpick.

デイビス、いいか、彼は灰色熊を殺したんだぞ。
相手の首を つまようじみたいにへし折って。

DAVIS | デイビス

Listen, protocol says, first sign of aggression mandates immediate isolation.

いいか、動物が凶暴化した場合は直ちに隔離するきまりだ。

NELSON | ネルソン

This is beyond protocol.
Davis, look at him.

普通の場合と違う!
デイビス、彼を見ろ。

DAVIS | デイビス

I’m looking at him.

今 見てる。

NELSON | ネルソン

Really look at him!
That is not the George we know.

よく見るんだ!
僕たちが知ってるジョージじゃない。

DAVIS | デイビス

If we report this, they’re gonna put him down.
I can’t let that happen.

報告したら殺処分される。
そんなことはさせない。

NELSON | ネルソン

I’ll keep everyone off your back as long as I can.

できる限りは ごまかしとくよ。

DAVIS | デイビス

All right.
Thank you.

わかった。
助かる。


単語と表現

dodge

巧妙に避ける

grizzly bear

ハイイログマ(灰色熊)

snap

(鋭い音を立てて)折る

toothpick

つまようじ

protocol

手順、決まり事

first sign

最初の兆候

aggression

攻撃性

keep someone off one’s back

~(人)に邪魔(干渉・妨害)させないようにしておく